ハーレーのパーツカスタム

ハーレー・ダビッドソンは、キング・オブ・ハイウェイと呼ばれるアメリカのバイクですね。
今や全世界で認められた大流行のバイクで街で見かける姿も珍しくなくなりましたね。

制服姿のおじさんハーレーはみな同じように見えますが、ハーフキャップ(おわんヘルメット)を被ったバイカーと呼ばれる方たちが乗っているハーレーは、どこかしらがカスタムされていてオリジナル・スタイルがどれかわからないことって初心者にはありますよね。
前述のおじさんハーレーも良く見るとやはりどこかしらが変わっていて同じハーレーではないはずなんですけどね。なぜなら、ハーレーはカスタムして楽しむことができる世界で唯一メーカーがカスタムを認めているバイクと言っても過言ではないからなんです。

また、カスタムもハーレーのバイクショップに頼まなくても、ある程度は自分でできるカスタムパーツが、数え切れないほどのカスタムパーツメーカーから、同じく数え切れないほどの数のカスタムパーツが販売されています。ですから、ボルトオンパーツでカスタムしただけなのに同じハーレーを見かけることが少ないのです。まさしくパーツカスタムと言うことですね。

バイクカスタムの基本のようなカスタムパーツであるマフラー、シートなら簡単に交換することができますし、ハンドル交換も思うほど手間ではありません。例えば新車の同じソフテイルを友達と一緒に買ったとしても、先ほどのマフラー、シート、ハンドルの3点を交換するだけでも全く違うソフテイルが出来上がります。

それだけハーレーのカスタムパーツの種類が豊富で、またカスタムパーツがしっくりと収まるバイクだからなんです。
ハーレーに乗っている方のほとんどが口をそろえて「ハーレーはカスタムするバイクだ。」と言うことが頷けるはずです。

先ずは、ハーレーの魅力であり特徴でもある“音”をカスタムすることが、ハーレー・カスタムの基本とも言うように、ノーマルのマフラーをつけたままで走っているハーレーに出会ったことが限りなく少ないですからね。

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ハーレー・スポーツスターのカスタム

ハーレー・ダビッドソンのバイクには大きく分けてFX系、FL系のビッグツインとスポーツスターと呼ばれるXL系があります。
XL系のハーレー・スポーツスターは883ccと1200ccのエンジンに分かれて8車種ラインアップされていますが、前者のXLH883はパパサンの愛称で呼ばれ愛されつづけているモデルです。(2002年から水冷エンジンのV-ROD系も増えています。)

ハーレー・ダビッドソンのイメージがどっしりとしたバイクだとお思いの初心者の方などは「これもハーレーなの?」とばかりに驚くほどのコンパクトなスタイルがハーレーとは違うイメージを与えるバイクですが、れっきとしたハーレー・ダビッドソンのスポーツスターです。

スポーツスターは、そのコンパクトさから女性にも人気が高いバイクです。
ただし、コンパクトだからと言ってハーレーの入門用バイクではまったくなく、ハーレー・ダビッドソン社がレースで勝つために開発したモデルなのでコンパクトに作られているわけですね。ですので、ビッグツインとはまた一味違うハーレーのよさを感じることができますね。

ハーレー・スポーツスターは、その生い立ちとスタイルから、よりダート・トラッカー(ダートラ)風のカスタムや峠を攻めるロードレーサー風にカフェスタイルのカスタムが主流ですね。

特にストーツなどのスクランブラー型マフラーがバッチリと決まったダートラ仕様のスポーツスターは、ほんとカッコイイです。
しかし、ハーレー・スポーツスターの生い立ちがそうだからと言って、決してダートラ仕様のカスタムしかできないと言うことではありません。
そのコンパクトさを活かしオールドスクール風のチョッパーに仕上げるのもグッドなバイクです。

ナローグライド(幅が狭い)のフロントを活かせば、アンティーク風のチョッパーにも仕上がる素材ですね。
細身で独特なスタイルのスポーツスターのタンクは、ビッグツイン乗りにも人気が高く、ソフテイルやダイナをナロー・チョッパーにカスタムする場合にも利用されたりしますからね。


ハーレー・ショベルのカスタム

ハーレー・ダビッドソンのバイクには、これまでフラットヘッド(サイドバルブ)、ナックルヘッド、パンヘッド、ショベルヘッド、エボリューションそしてツインカム88、96にレボリューションと言うVツインエンジンがあります。

ナックルヘッドは、エンジンのロッカーアームのカバーの形が拳のような形から、パンヘッドは鍋(フライパン)のような形から通称としてつけられた名前です。ちなみに、エボリューションはブロックヘッド、ツインカムはファットヘッドとアナウンスされましたが、エボリューション以降は通称が定着していなく、エボ、ツインカムと呼ばれますね。

ハーレーの伝統とも言うべき空冷45度VツインOHVエンジンとして初めて作られたのがナックルヘッドで1936年から1947年まで作られました。続いてパンヘッドは、1948年から1966年です。その後、ショベル、エボと引き継がれるわけですが、年代を見てもわかりますようにナックルやパンは既にビンテージの域ですね。

まだまだ元気なナックル、パンヘッドのエンジンのハーレーも少なからずあり現役で乗られたりカスタムされていますが、やはりビンテージとなると価格も高くなりますね。伝説の名車ヨンパチ(1948年製)のパンヘッドなんて、本物だと手に入れることはかなり難しいです。

そんな理由からもありますが、それだけではなくナックル、パンと同じように美しいエンジン造詣から今も多くの人に愛されているエンジンがショベルヘッドでしょう。鋳鉄製シリンダーがかもし出す独特な鼓動感も大きな魅力のひとつでしょう。

ショベルヘッドもエボリューションに変わってから約1/4世紀が経っています。
そろそろショベルもビンテージの域に入りかけていますが、まだまだ現行車よりも安く手に入れることもできますし、カスタムの素材としても十分過ぎるほどの魅力的なハーレーですね。ハーレーの中でもショベルのカスタムを選ぶのなら今のうちに中古車を手に入れることがオススメですね。程度のいいショベルの中古車も最近ではめっきり減ってきているようですからね。



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